宝塚歌劇団OGの寿ひずるが、12月5日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。舞台生活50周年記念となる自身初のリサイタルや、「峰さを理追悼チャリティコンサート『愛の旅立ち』」の再演などについて、現在の心境を語った。
今年で舞台生活50周年を迎えた寿。12月12日(月)に大阪市中央公会堂にてソロリサイタルの開催が決定している。「歌詞を覚えるのが大変」と笑みをこぼしながら、「お稽古をすればするほど、1番と2番がややこしくなっちゃうんです」と宝塚時代の裏話を披露した。
パーソナリティの小山乃里子が「中央公会堂を選んだ理由」について尋ねると、「リサイタルの企画者が会場を訪れた際に、『この場所で寿ひずるの歌を聴きたい』と思ってくださったのがきっかけ」と明かした寿。その後、自身も会場に足を運び、美しいステンドグラスや趣ある会場に「なんて素敵な場所なんだろう!」と感銘を受け、開催を決定したのだそう。
年明けも大いそがしのようだ。2023年1月28日(土)、29日(日)の2日間、大阪・池田のマグノリアホールにて同期生の髙汐巴とともに、「逸翁コンサート 髙汐巴×寿ひずる~帰ってきたタカラジェンヌ~Vol.94ーForever Super 3!!!ー」の開催を予定している。この年に3回忌を迎える同期生、峰さを理の好きだった楽曲も披露すると言い、「3人の楽しい思い出もありますので、笑っていただけたら」と、苦楽をともにした仲間への思いをにじませた。
さらに、3月20日(月)、21日(火)には宝塚バウホール、3月27日(月)には東京宝塚劇場にて、「峰さを理追悼チャリティコンサート『愛の旅立ち』」の再演が決定している。今年は惜しくも公演途中での中止となってしまったが、来年の公演では新たに湖月わたるや彩輝なおが出演陣に加わり、寿いわく「リベンジ公演」は、さらにパワーアップしたものとなりそうだ。
改めて、舞台生活50周年を迎えたことへの思いを尋ねると、日々を一所懸命に駆け抜けてきたからか、「『もう50年が経ったのか』という気持ち」と、意外にも実感が湧いていないという。今後も、リサイタルやコンサートなどが目白押しの寿。コロナ禍での舞台中止などもあり、「来年こそは!」と力強く語る寿から、今後もますます目が離せない。
「寿ひずる 50th Anniversary ソロリサイタル」は、12月12日(月)に大阪市中央公会堂での開催を予定している。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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