世界中からセレクトした、ウルトラレア&スーパープレミアムなチョコレートが揃う専門サイト「幸福(しあわせ)のチョコレート」が今年もスタートした。株式会社フェリシモが展開する同企画は、毎年バレンタインとホワイトデイに向けてサイトとカタログを展開しており、今シーズンは、過去最多となる35の国と地域から96ブランド、こだわりの165点が集結。そんな中から今回は、特に注目の3つをピックアップした。
(1)スロバキアから初上陸! ライラ ガリバー<ココナツボール>
ライラ氏は、カカオの栽培から製造まで全ての過程にとことんこだわる注目のショコラティエ。世界的な流行でもあるココナッツを用いた1粒で、濃厚なフィリングがぎっしり詰まっており、他にはないシャリシャリ食感が特徴。希少なフィノデアロマカカオを使ったなめらかで香り豊かなチョコの味わいに注目してほしい。ちなみにこちらは筆者がいくつか試食した中でも1番感動した、一押しチョコである。
(2)ニュージーランドから初上陸! デヴォンポート レモネード
寒さが厳しくなってきた日本の真裏、ニュージランドは夏真っ盛り。地元の夏の定番ドリンク「レモネード」をホワイトチョコに練り込んだガナッシュを、薄いダークチョコに閉じ込めた一品。さわやかに弾けるレモンの酸味は強すぎないながら本格的。真夏のバカンスを思わせる新感覚な味わいに、きっと気分が上がるはず。
(3)マレーシアから初上陸! チョコレートコンシェルジュ ボンボンアソートニュー
チョコレートの産地としてはマイナーなイメージがあるが、その個性に注目が集まり急成長しているアジアチョコ。こちらは、美しい色合いと形が魅力的なアソート。ピーナツバターやマンゴーパッション、シーソルトキャラメルなど豊かなフレーバーと、香りや発酵にこだわったチョコの奥深い味わいを堪能してほしい1品。
他にも日本初上陸チョコレートが数多くそろう。同企画を担当する人気チョコレートバイヤー・みりさんは、「ローカルを楽しんでほしい」と意気込む。情報の流通により、(チョコレートの)味わいや手法の標準化が進んでいるが、その土地にしかないものを使ったフレーバーチョコレートや、ローカル店ならではの手間のかかったチョコレート、アイデアの詰まった1粒こそ、やはり特別なのだという。