「ディミトリとしてもっと」宝塚歌劇団星組の天飛華音が明かす 新人公演主演3度目の悔しさ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ディミトリとしてもっと」宝塚歌劇団星組の天飛華音が明かす 新人公演主演3度目の悔しさ

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 宝塚歌劇団星組の天飛華音が、12月12日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。宝塚大劇場で13日まで上演された「浪漫楽劇『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』─並木陽作「斜陽の国のルスダン」より─」、「メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』」の新人公演で主演を務めた際の心情や、東京公演へ向けた決意を語った。

 11月29日(火)の新人公演で、主役を演じた天飛。幕が開いた直後は、足がふらつきながら息もできないほどに緊張していたというが、パーソナリティーの小山乃里子が「素晴らしかった」と言葉をもらすほど、堂々たる立ち姿だったそう。「必死だったので、東京(での新人公演)では落ち着いて気持ちよく歌いたいなあと思います」と、東京公演を心待ちにしている様子がうかがえた。

 自身にとって3度目の主演ということもあり、「みんなを引っ張っていかなきゃ」「みんなが慌てないように、私がどっしりと構えなきゃ」と、強く感じていたという。観客からの盛大な拍手や、数えきれないほどの視線を一身に背負いながらも、その大役を見事に演じきった。

 本作では、さまざまなことに挑戦したという天飛。「最も難しかったところは?」と尋ねられると、悩みながらも「段取りに追われている自分がいて、ディミトリという役との向き合い方が薄かった」と思いを吐露し、役を掴みきれないまま本番を迎えたことの悔しさをにじませた。そのうえで、ディミトリとして舞台で生きられるよう、「東京ではより良くしていきたいなと思っています」と、決意を新たにした。

「メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』」は、見るだけで体力を消耗してしまいそうなほど、パワフルでエネルギッシュなストーリー仕立てのショー作品。

 自身の見どころについて、「星組らしい、暑苦しさ・濃厚さみたいなものを楽しんでいただけたら」と話し、さらに「新人公演からは卒業の学年なので、男役としての色気を出せるように日々研究中です」と笑顔も見せながらコメント。常に上を目指し続ける天飛の、誠実で情熱あふれる人柄が垣間見えるトークとなった。

 星組東京宝塚劇場での新人公演は1月19日(木)に予定されている。

ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ|ラジオ関西|2022/12/12/月 20:00-20:30

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