最後に、避けては通れないのがフランスの高級宝飾ブランド「カルティエ」です。カルティエの腕時計の歴史は深く、世界初の腕時計として1904年に『サントス』を発表しています。RYさんはカルティエについて「『サントス』とその後に発表された『タンク』は時計史に残る名作だと思います。由緒正しき、時計ブランドと言っても過言ではないほどです」と力を込めます。
RY さんによれば、ここまで挙げたブランドは、「比較的手を出しやすく、万人受けしやすいデザイン」だといいます。他にもルイ・ヴィトンやグッチ、エルメスなど、数多くのファッションハイブランドが腕時計(スマートウォッチ)を出しています。ともすれば、「キワモノ」扱いされることがあるかもしれませんが、中途半端な技術力では腕時計を作ることができないことも確か。自身のライフスタイルやファッションに合わせることができるなら、腕時計選びの候補にはじゅうぶん入ってくるでしょう。
(ラジオ関西Podcast『やさしい腕時計』 #27『シャネル、ブルガリ…「ハイブランド」の腕時計って、結局どうなの?』より