2022年4月、高速道路上で車を停める「あおり運転」をし、後ろを走る車の女性にけがをさせたとして逮捕された兵庫県の男性職員が、停職6か月の処分を受けました。
21日付で懲戒処分を受けたのは、但馬県民局に勤務する52歳の男性職員です。男性職員は22年4月20日の夜、朝来市の播但連絡道路(片側1車線)で乗用車を運転中、別の20代の男性が運転していた乗用車を路肩から追い抜き急停車させました。このため、後ろを走る車は急ブレーキを踏み、そのはずみで、助手席に座っていた20歳代の女性が、首に軽いけがをしました。
男性職員はその後、兵庫県警察本部に逮捕され、道路交通法違反の疑いで罰金60万円の略式命令を受けました。男性は、県の聞き取りに対し、「大きな事故につながっていたかもしれないと認識している。怖い思いをさせてしまったことを深く反省している」と話しているということです。