年末年始前に兵庫県が対策本部会議 知事「自己検査・自主療養に協力を」 発熱外来延長などで医療体制強化 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

年末年始前に兵庫県が対策本部会議 知事「自己検査・自主療養に協力を」 発熱外来延長などで医療体制強化

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 年末年始を迎えるのを前に、兵庫県は21日午後、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、帰省の自粛を呼びかけるなどの過度な行動制限はしない考えを改めて確認しました。ただ、県内の感染者の数は増え続けていて、県は28日にも、1日当たりの感染者数が1万人に達すると推計しています(21日は8,760人)。

 そこで県は、発熱外来の診療時間を延ばしたり、年末年始に昼夜を問わず対応したりする医療機関には協力金を出し、かかった経費を支援することで医療提供体制を強化します。また、病床や宿泊療養施設の部屋の数を、県が確保する最大のフェーズに引き上げ、医療のひっ迫に備えます。

斎藤元彦知事「重症化のリスクが低い方は、自主検査、自主療養に協力を」と呼びかけ(21日午後=兵庫県庁)

 記者会見で、斎藤元彦知事は「重症化のリスクが低い方は、自分で検査し、陽性の場合は自主的に療養するよう協力してほしい」と呼びかけました。

 県は、年末年始の期間中、神戸空港とJR新神戸駅・姫路駅に、30分ほどで結果が出る臨時の無料検査拠点を設け、帰省や旅行をする人に向けて積極的な利用を呼び掛けています。

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