女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサは、1月8日(日)、新年最初の公式戦となる「2022-23 Yogibo WEリーグ」第8節のアルビレックス新潟レディース戦に臨む。ホーム・ノエビアスタジアム神戸で行われる今回の一戦は、キックオフが午前10時30分予定。午後2時10分から同会場で「第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」決勝戦が行われるため、WEリーグと高校女子選手権のダブルヘッダーが実現する。
今回初の試みとして行われる2試合の同日・同会場開催を記念して、「2試合観戦ありがとうキャンペーン」が実施される。WEリーグと高校女子選手権の2試合を観戦した中から抽選で5人に、高校女子選手権に出場経験のあるINAC神戸と新潟Lの選手のサインボールがプレゼントされる。抽選の対象は、WEリーグ第8節のチケットを購入して来場した方(招待チケットは対象外)。当選者の発表は高校女子選手権決勝のハーフタイム、プレゼントの受け渡しは同試合終了後に予定されている。
一方、今回の異例のダブルヘッダーの実現に尽力したINAC神戸の安本卓史社長が、新春の1月2日に放送されたラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)に電話出演。試合への来場を呼び掛けるとともに、新年への誓いを語った。
WEリーグが秋春制を採用し、シーズン中ということもあり、あまり正月という感じではないと率直な思いを語った、安本社長。年末年始は3日ほどのオフをとりつつ、練習を再開したチームは、8日のWEリーグ戦、そして、15日の皇后杯(「皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会」)準々決勝の三菱重工浦和レッズレディース戦という2つの大事な試合に向けての準備を進めているという。
今年の目標について番組パーソナリティーの近藤岳登(元Jリーガー)から問われた安本社長は、「今年の抱負は(リーグ)連覇、それしかない」ときっぱり。また、「皇后杯も狙える位置にいて、準決勝と決勝は関西での試合なので、INAC神戸の皇后杯の試合を関西でお見せできるようにしたい」と述べていた。
また、「昨年は(タイトル獲得に向けて)ちょっと張りつめさせ過ぎてしまったので、今年は張りつめすぎないようにしたい」とチームをおもんぱかっていた安本社長。最後に、ファン・サポーターに向けて、「いつもたくさんのメッセージをいただき、本当に応援ありがとうございます。今はシーズン中ですが、今年もまた優勝に向けて頑張りますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」とメッセージを送っていた。