番組にはファン・サポーターからも「まるで試合に出られなかった田中美南選手が乗り移ったかと思わせる、守屋選手の中央突破からのゴール、めっちゃ興奮しました」「アディショナルタイムからの一撃、恐れ入ります。守屋さん、ゾーンに入ったかな……」など、守屋選手の決勝点やINAC神戸の勝利を称えるメッセージが続々寄せられていた。
昨年12月のWEリーグ第6節浦和L戦でもボレーシュートを決めるなど、持ち味のクロスや運動量だけでなく、今シーズンは得点でもインパクトを残している守屋選手。右サイドのスペシャリストとしてJリーグ・ヴィッセル神戸時代は活躍していたINAC神戸の朴康造監督からの薫陶を受け、大きく成長を遂げている背番号2は、2023年もさらに飛躍する1年となりそうだ。近藤は、「今、すごく自信を持ってやっていると思う。間違いなく、代表に入るんじゃないかな」と、なでしこジャパン初選出に期待を寄せていたが、今夏に迫る「FIFA 女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド 2023」での大抜擢も楽しみなところだ。
番組のなかでは、愛川選手、箕輪選手、井手ひなた選手といった高卒ルーキーの活躍を称えるとともに、8日午後に行われた高校女子選手権決勝や、翌9日の男子の高校選手権決勝の話題などにも触れた近藤と赤崎。高校選手権に出場経験のある近藤は、「女性も男性も、3年間、高校サッカーを頑張ってきたみんなは、絶対にこれからの人生で、間違いなく今までやってきたサッカーがいきてくるし、サッカー以外に進んでもそれは間違いないから。今までやってきたことを次のステージでも生かしてもらいたい。また、プロを目指す子はこれからたぶん、いろんなリーグや、大学に進学してやっていくと思うので、ぜひプロを目指してやってほしい。プロはやっぱり素敵な世界だから、そこに行ってほしいし、頑張ってほしいなと思います」と、未来の日本サッカー界を担う高校生たちにエールを送っていた。