吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』（ラジオ関西、月－木午後2時30分～）のなかで、「臨時収入が入ったとき、すぐに使うか我慢するか」について話した。
「すぐに使う」という意見で一致した、からし蓮根の2人。伊織は最近の散財エピソードとして、先日パチンコに行ったときのことを振り返った。ライブで一緒になった先輩芸人のスーパーマラドーナ・武智に誘われ、同期芸人のもも・せめる。とともに3人でパチンコに行くことに。その場では3人とも負けて解散となり、伊織は一旦帰宅したという。
飲みに行く約束をしていたため18時に難波に行くも、相手からは「少し遅れる」という連絡が。そこで「待ち時間で少しだけやってみよう」とパチンコを打ったところ大勝ちしたが、すぐにご飯をおごるなど散財したのだそう。武智に報告をすると「俺も難波に着いて打ったら勝ったわ」という言葉が返ってきたそうで、「やること同じやなと思って」と堪えきれず思い出し笑いをしていた。
臨時収入の話から、芸人間のお年玉事情へと話は展開。2人はともに先輩芸人であるマユリカ・阪本からお年玉をもらったそうだが、青空は「めちゃくちゃ嫌そうに渡してきた」と口にした。続けて、「ため息をつきながら『俺は会った人に渡してるから。これ以上後輩来んといてくれ』と言っていた」と楽屋での様子を振り返った。
貯めておく派のリスナーからは、「急にお金が必要になることもあるかもしれないし、置いておく方が無難」「昨年12月に入院することになり、急な出費はかなり痛かった。臨時収入があっても、よほど欲しいものがない限りは我慢するようにしている」という意見が寄せられた。
さらに、「臨時収入が100万円未満なら全額貯金する」というリスナーも。100万円以上であった場合にも、「10万円だけを手元に置き、残りは貯金する」という堅実志向ぶりが記されていた。
一方、すぐに使う派から届いたメールには「貯めたいが、支払いに消えていく」という切実な理由がつづられていた。なかには、「欲しいものが休日のユニバ並みに列を作って待っているので、その子たちを買ってあげないとかわいそう」と持論を展開するリスナーも。そのメールは「毎年『今年の目標は貯金』と言っている気がします」という言葉で締めくくられていた。
全体の意見を集計すると、臨時収入が入ったらすぐに使う派は44.4％、我慢する派は55.6％という結果となった。
（取材・文＝バンク北川 / 放送作家）
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年1月11日放送回より
