この冬一番の寒波に見舞われた兵庫県内。普段はあまり雪が降らない神戸市内でも4センチの積雪となった。
神戸では24日の夕方から雪が降り始め、あっという間に雪が積もった。神戸市で4センチの積雪が観測されたのは2005年12月22日以来約18年ぶり。一夜明けた25日午前11時の段階でも1センチの雪が残った。
神戸の最低気温も今季最低の氷点下2.9度と厳しい冷え込みで雪が溶けず、道路はアイスバーン状態になっていて、転ばないよう小さな歩幅で慎重に歩く人の姿が見られた。
神戸地方気象台によると、兵庫県内では断続的に雪が降っているものの、ピークは過ぎたとしている。ただ、今後も気温の低い状態が続くとしていて、所によって26日の最低気温は25日と同じか、それよりもが下がる所があると予想している。
気象台では、明日にかけて水道管の凍結や路面凍結による交通障害に注意するよう呼びかけている。