大阪市淀川区の30代男性は「久々の南京町。コロナ禍で閑散としたイメージだったのが、厳しい寒波でも、それをはねのけるような熱気がある」と満足気。
神戸市東灘区の40代女性は「子どものころから春節祭はお正月の楽しみ。2年間イベントがなくて寂しかったが、変臉や雑技を見て、やっぱり神戸のお正月っていいな」と話した。
22日のプレイベントは天候に恵まれたが、27日午前はあいにく雨の中での開催となった。南京町商店街振興組合・曹英生理事長は「3年ぶりのリアル開催ということもあり、遠方から来られた方も多い。ようやくかつての賑わいに戻りつつあるのが嬉しい。春節祭を契機に、南京町から”神戸の元気”を発信したい」と意気込む。
春節祭実行委員会も、3年ぶりの本格開催に一段と気合が入る。「寒波と大雪が予想される中、暖かい格好で気をつけて神戸へお越しください」と呼び掛けている。