【女子サッカー】皇后杯決勝、INAC神戸は6大会ぶりの優勝ならず 東京NBに4失点 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【女子サッカー】皇后杯決勝、INAC神戸は6大会ぶりの優勝ならず 東京NBに4失点

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 女子サッカーの日本一を決める皇后杯(皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会)は28日、決勝が行われ、INAC神戸レオネッサは日テレ・東京ヴェルディベレーザに0-4と敗れ、6大会ぶりの優勝はならなかった。

 前半は風上にたったINAC神戸。3試合連続の先発となったFW愛川陽菜選手が開始6分にクロスバー直撃のシュートを放てば、今シーズン好調のDF守屋都弥選手のいる右サイドを軸にゴールへ迫る。しかし、攻撃力の高い東京NBに押し込まれると、前半の39分に先制される。INAC神戸の左サイドをFW藤野あおば選手、DF 宮川麻都選手に破られ、最後はFW植木理子選手にゴールを献上した。

 0-1で迎えた後半、脇阪麗奈選手に代えてMF山本摩也選手を送り込み、反撃に出たいINAC神戸だったが、後半4分(49分)にまたも植木選手にゴールを許し、2点のビハインドを背負うことに。

 後半の24分(69分)、朴康造監督は勝負に出る。高瀬愛実選手(※「高」=はしごだか)に代えて、2023年の公式戦で初のメンバー入りとなったエースFW田中美南選手を投入。なんとか1点を取りに行くが、次の1点が入ったのも東京NB。後半36分(81分)、兵庫県出身の東京NBのFW小林里歌子選手にゴールを決められると、終了間際にも自陣でのミスからFW藤野選手にダメ押しゴールを奪われ、万事休す。0-4と大差で敗れ、今シーズン公式戦初黒星となったINAC神戸イレブンは悔しい準優勝に終わった。

【日テレ・東京ヴェルディベレーザ】
GK:1 田中桃子
DF:6 宮川麻都、3 村松智子 (Cap.)、33 岩清水梓、4 西川彩華
MF:8 三浦成美(90+3分→18 岩﨑心南)、20 木下桃香、14 北村菜々美
FW:11 藤野あおば、9 植木理子、10 小林里歌子(87分→19 山本柚月)
控え:GK 21 黒沢彩乃、DF 17 堀内意、DF 22 坂部幸菜、DF 30 宇津木瑠美、MF 13 木村彩那
監督:竹本 一彦

【INAC神戸レオネッサ】
GK:18 山下杏也加
DF:3 土光真代、5 三宅史織(Cap.)、4 竹重杏歌理
MF:2 守屋都弥、10 成宮唯、8 阪口萌乃、7 脇阪麗奈(HT→17 山本摩也)、6 伊藤美紀
FW:11 高瀬愛(69分→9 田中美南)、24 愛川陽菜
控え:GK 31 戸梶有野里、DF 15 井手ひなた、MF 16 天野紗、MF 29 箕輪千慧、MF 51 宮本華乃
監督:朴康造

会場のヨドコウ桜スタジアム
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