「サラッとした粉雪は、押しつけた顔の凹凸にあわせて変形しやすい。さらに、顔の温度により雪の表面が溶け、変形した状態で細かく接着されて固定されたのでしょう。ただし、長時間押しつけてしまうと雪が溶けすぎてしまうため、顔をつけるのは1秒か2秒くらいがベストでしょうね」(山田先生)
なるほど。先生に言われたままにやってみると……。できました! 見事なまでにハッキリくっきりな雪顔拓!
目を閉じ、息を止め、冷たい雪にズボッと1〜2秒ほど押しつけてできた表情は、まるでビリケンさんみたいにくっきり。
やはり、10年に1度の寒波という、いつもとは異なる状況で降り積もった雪ならではだな、と感じました。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)