一体何に使うの? 奈良市のとある施設で『どんぐり』回収中 すでに78キロ以上が集まる | ラジトピ ラジオ関西トピックス

一体何に使うの? 奈良市のとある施設で『どんぐり』回収中 すでに78キロ以上が集まる

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――集められたどんぐりは「鹿苑」に保護されているシカのエサとして活用されるとのことですが、、1年間どのように保管され、エサとして与えられるのでしょうか?

 まず、どんぐりを入れるための業務用冷蔵庫か雨のかからない場所で保管します。冬の間は外で保管しても問題ないのですが、気温が上がってくると虫が発生するようになるため暖かい時期はすべて冷蔵庫で保管しています。その後、加工することなくそのままシカに与えられています。

――現在、どの程度集まっていますか?

 現時点(2022年12月16日)で、12174.2キロのどんぐりが集まっています。件数としては一般の方からいただくことが多いですが、ボランティア団体、保育園や幼稚園、小中学校、自衛隊、そのほか団体からも多くのどんぐりをいただいております。

集まったどんぐり

――平均的にどれくらい集まりますか?

 年々量が増えているため平均というのは難しいですが、令和2年度は15943キロ、令和3年度には17651キロのどんぐりが集まりました。

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何気ない街の落とし物が、思わぬところで役立つかもしれませんね。

(取材・文=みねほのか)

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