1868年(慶応3年)の開港以来、多様な外国文化を取り入れ独自のスタイルを築いてきた神戸。 日本書紀に起源が記された神社、豊臣秀吉も好んだとされる有馬温泉、日本一の酒どころ灘五郷など、全国的にも知られる名所が多く存在します。このシリーズでは、そんな神戸の魅力的なスポットを各区ごとに紹介していきます。第7回は垂水区です。
(1)旧グッゲンハイム邸
JR・山陽電鉄塩屋駅から歩いてすぐのところに「旧グッゲンハイム邸」があります。明治・大正期に神戸に滞在したドイツ系アメリカ人の貿易商の家族が建物の名前の由来で、17~18世紀にイギリスやスペインなどで発展した建築様式であるコロニアル・スタイルの洋館は、時代をさかのぼって異国に来たような魅力があります。イベントやコンサート、結婚式などのほかに、映画『スパイの妻』(2020年)や『繕い裁つ人』(2015年)、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016~17年)のロケも行われています。
(2)五色塚古墳
JR・山陽電鉄垂水駅から西に向かうと「五色塚(ごしきづか)古墳」が現れます。JRや山陽電車の車窓からも見えるこの古墳は、4世紀後半に築かれた、全長194mを誇る兵庫県内で最大の前方後円墳です。古墳の上まで歩道が整備されているため、高さ約18メートルの墳丘に上ることができます。前方後円墳に上るなどという体験は、なかなかできないのではないでしょうか? 古墳の上から太古のロマンを感じながら淡路島や明石海峡大橋を一望してみては。
(3)舞子海上プロムナード
JR・山陽電鉄舞子駅から海側にそびえ立つ世界一のつり橋・明石海峡大橋。添加施設として神戸市側に同時施工された「舞子海上プロムナード」は、1998年4月5日に開設されました。海面からの高さは約47メートル、陸地からは約150メートル、明石海峡へ突き出した延長約317メートルの回遊式遊歩道で、海上47メートルに位置する丸太橋はスリル満点です。
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≪スタンプポイント情報≫
■旧グッゲンハイム邸園
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3丁目5−17
■五色塚古墳
兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目1−22
■舞子海上プロムナード(舞子公園)園
兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051