現役のプロ野球選手は個別の移動で公共交通機関を使う際、タクシー利用がほとんどだそうで、個人で電車を久しぶりに使ったときには、ICカードでの出入りにも驚いたよう。「最近『ピッ♪』で改札を通れるようになったんです! あれって『ピッ♪』とやって、出るときにまた『ピッ♪』じゃないですか。どういう仕組みかも分からなくて、『値段を自分で打ってないけど大丈夫なのかな?』と思い、なんだか怖くて、駅員さんに『これ、僕、出ちゃったんですけど、いいですか?』と聞いたほどで……(苦笑)。そんな感じなので、まずは電車の乗り方を覚えたいです」と照れながらエピソードを明かしていた。
番組の最後には、引退して初めて迎えるこの1年について、「まず坂口智隆という名前をしっかり残すこと。いろいろ発信していくこと、そして勉強ですね。自分が本当にやりたいことを見つけていくという修行の旅に(出ようと思う)」と抱負を述べた坂口氏。現在は関西で中学生を対象に野球の指導も始めているそうだが「野球を教えることに興味はあるけど、これからは言葉で上手く伝えないといけない。言葉ひとつで将来が変わってしまう子もいると思うので、そういう言葉の使い方というのも、こういうところ(メディアなど)で勉強させていただければなと思います」と語った。