J1神戸の新助っ人、ブラジル人GKフェリぺ・メギオラーロ「監督とチームが求めるようなプレーを心がけたい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸の新助っ人、ブラジル人GKフェリぺ・メギオラーロ「監督とチームが求めるようなプレーを心がけたい」

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

この記事に関するTwitterを見る

 サッカー・J1のヴィッセル神戸に加わった新戦力のブラジル人GKフェリぺ・メギオラーロ選手が、16日、オンラインでメディアの取材に応じ、新天地での意気込みを語った。

GKフェリぺ・メギオラーロ選手 (C) VISSEL KOBE

「ヴィッセル神戸という有名で偉大なクラブからオファーを受けたということは選手として光栄なことなので、迷いなく(入団を)決めた。ヴィッセル神戸という名前はたぶん世界中で知られているし、特にブラジルでは有名なので、そういった意味でも(ヴィッセル入りは)非常にうれしく名誉なこと」だというフェリぺ・メギオラーロ選手。「ヴィッセル神戸は今、Jリーグでもトップ5に入るぐらい有名だと思う。自分が来たかった国でもあり、ブラジル以外の国でプレーしたいという気持ちもずっと持っていたので、今回のオファーのタイミングは自分にとってもすごくよかった」と、移籍の経緯を語った。

 ブラジルの年代別代表では、ヴィッセルで活躍中のDFマテウス・トゥーレル選手と一緒にプレーした経験を持つフェリぺ・メギオラーロ選手は、すでにヴィッセルサポーターともSNSを通じて交流。そこでは「PHELIPE(フェリペ)」という名前から、「Lipe(リッピ)」「Lipe SAN(リッピさん)」と呼ばれているそうで、「それはそれで僕は気に入ってますので、そう呼んでもらっていいと思う」と述べた。

 チームに合流したのが2月14日で、翌15日に完全移籍加入を発表。早ければ17日には選手登録も完了し、即実戦の可能性もあるフェリぺ・メギオラーロ選手。コンディションについては、「自分がブラジルにいるときオフを過ごしていたので、体力的なところのブランクは当然あるが、こちら(神戸)に来てから、時差もある中でチームに合流させてもらって、徐々に慣れてきているかなというところ」とコメント。それでも、ヴィッセルの背番号40は、クラブの公式SNSを通じて、GK練習で早速ファインセーブする姿も見せている。

 新助っ人には、昨シーズン苦戦を強いられたチームの活力剤になることも求められる。それでも、「やはり強いチームや、評価が最初高かったチームが下位に沈むということは、世界中でよくあることなので、それについてのコメントは、僕はその場にいなかったので控えたい。僕ができることと言えば、本当に毎日の練習から、自分のために、後は仲間のために、全力でプレーをする、準備をするということ。当然これは僕の周りのみんなすべてがやってることだと思う」と、フェリぺ・メギオラーロ選手。「去年の悔しさというのを持っている選手たちと、チャレンジしようとここにきている僕たち、それぞれが本当に日々全力で、仲間のために信じてやることだけだと思っている。それがきっと今年のヴィッセルのいい結果につながると信じている」と前を向いた。

 そして、自身のプレースタイルについては、「まず、監督とチームが求めるようなプレーを心がけたい。守備側のときは後ろから声をかけて押し上げるというところも、当然自分のところから発信しなきゃいけない。あとはチームのやり方のところ、求められるところは、これから順応していかなきゃいけないし、していけると思っている」と意気込みを語った、フェリぺ・メギオラーロ選手。「ただ、やはりGKなので、まず失点しないことが一番チームにとっての助けになるし、自分のポジションで一番やらなきゃいけないこと。そういう効率の良いGKでありたい。攻撃参加のときも、当然要求されるので、そこもしっかりと応えていきたい」と、活躍を誓っていた。

GKフェリぺ・メギオラーロ選手 (C) VISSEL KOBE
LINEで送る

関連記事