日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークス(兵庫県西宮市)は、宝塚市と包括連携協定を締結した。スポーツの振興、競技力の向上、地域活性化、青年の健全育成に関することなどを目的としている。行政機関との締結は、昨年(2022年)8月の兵庫県に続いて2例目となる。
今回の協定をきっかけに、宝塚市内の学校に出向いてバスケットボール教室や職業講和といった地域貢献活動「ストークス コネスト」活動を行うなど、子どもたちの笑顔の輪が広がる取り組みを進めるという。また「市民の健康増進に関すること」「シティプロモーションに関すること」などを含む7項目、そのほか必要と認めることを中心に連携、協力していくとしている。
締結式は、18日に宝塚市立スポーツセンターで開催されたホームゲーム(対アルティーリ千葉)の前に行われた。式には、宝塚市長の山﨑晴恵氏、宝塚市企画経営部長の土屋智子氏、宝塚市教育委員会・社会教育部長の番庄伸雄氏が出席した。そのほか、同チームコネストアンバサダーの今野翔太氏も。協定書には、チームの代表取締役の北村正揮氏がサインした。
山﨑市長は、2017~18シーズンから毎シーズンに1度、宝塚市で公式戦を開催してきたことについて「本市の子どもたちにとって貴重な機会となっている」コメントした。式の最後には、同チームの谷直樹選手、トレイ・ポーター選手も加わり記念写真の撮影を行った。
兵庫県全域をホームタウンとする西宮ストークスは、今後も各市町と連携しながら、バスケットボールのさらなる普及や「ストークスコネスト」の活動を展開していくとしている。