「初めての時代劇ということもあって、監督がその場で変えていく演出についていくのが大変だったんです。ですが、石原監督の一挙手一投足、ひと言に対してカメラマンや演出のスタッフが一斉に動いていて、その集結力や集中力がすごいなと感じた。自分も石原組の一員だと思って思いっきりやらせてもらいました」(DJ KOO)
人生初となった時代劇の出演に対し、周囲からもさまざまな反応がみられたそうで、「(メンバーの)YU-KIがめちゃくちゃ褒めてくれて、『疲れてるときには、KOOちゃんがエンケン(遠藤憲一)さんに仕置きされてるシーンを待ち受けにして見てる』って。(ドラマに出て)良かったなと思いましたね」と語った。
大きな挑戦を果たしたDJ KOOだが、撮影前にはこんなエピソードもあったのだそう。
「セリフを覚えるのが苦手で、夜にウォーキングしながら『サボってんじゃねえぞ! ひとりでも客を取れ!』という最初のセリフを言いながら歩いてたんですよね。そのときにちょうどタクシー乗り場にさしかかったのですが、僕のこのセリフを聞いたタクシーの運転手さんに『ええ!?」って何度見もされて……。複雑な気持ちになりましたね(笑)」(DJ KOO)
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年3月4日放送回より