兵庫県教育委員会は7日、校内で女子児童にわいせつな行為をしたとして、阪神地区の公立小学校に勤めていた20代の男性臨時講師を懲戒免職の処分にしました。
この男性は去年12月、担任していたクラスの女子児童の衣服の中に手を入れて体を触りました。児童が保護者にこのことを伝えて発覚し、男性は強制わいせつの疑いで兵庫県警察本部に逮捕され、その後起訴されています。
男性は、警察の調べに対し、わいせつ目的で衣服の中に手を入れたことを認めていて、県教委の聞き取りには「本来であれば、何があっても守らないといけない、弱い立場にある児童に手を出した事件当日の自身を許せない気持ちでいっぱいだ。一生をかけて償っていきたい」などと話しているということです。
県教委はまた、自身が作った教材の答えを聞きに来た同僚の男性非常勤講師に、「幼稚園だ」「帰れ」と大声で怒鳴るパワー・ハラスメントをしたとして、阪神地区の県立高校に勤務する61歳の女性教諭を戒告の処分にしました。
女子児童の衣服の中に手入れる 20代男性臨時講師が懲戒免職「事件当日の自身、許せない」 兵庫県教委
2023/03/07