岡山県といえば倉敷美観地区や桃太郎伝説、フルーツの産地として有名。なかでも“県北エリア”には歴史や自然、アートにあふれた魅力的なスポットがいくつも存在する。アクセスするには、岡山県北エリア方面に運行中の津山線観光列車『SAKU美SAKU楽』と、津山駅と岡山が誇る温泉地・美作三湯をつなぐ観光タクシー『津山・美作タクシー』が便利だという。
JR岡山駅と津山線・津山駅を結ぶ観光列車『SAKU美SAKU楽』は淡いピンク色の車体が目をひく。このピンクは岡山県北エリアに点在する桜の名所や温泉でほっこりする様子、また岡山県北エリアの心温まるもてなしを表現したイメージカラー。沿線で見られる四季折々の花びらを思わせるデザインをちりばめたそう。観光列車が走ると、まるで沿線に花が咲いたような明るい雰囲気が漂う。
車内での食事も列車旅行の魅力のひとつ。SAKU美SAKU楽では、2種類の特製弁当と1種類のスイーツセットが用意されている。内容は乗車する列車によって違うが、いずれも岡山が誇る名店が協力している。
岡山駅発の便では、県の郷土料理でもある“ばら寿司”。ホテルグランヴィア岡山が監修し、老舗寿司店『吾妻寿司』が提供する。スイーツセットはピンクの車体をモチーフにしパッケージに包まれたキュートなルックス。こちらは「岡山フルーツみにたると」が話題のショップ『スタイル』がコラボレーション。
津山発の便では、ローストビーフとイタリアンばら寿司の特製弁当を。こちらはミシュラン一つ星レストランのシェフ・寺田真紀夫氏が監修し、地元食材に精通した津山のイタリアンレストランが提供している。
また、アテンダントが乗務し沿線の魅力の案内をするほか、オリジナルグッズの販売などもあり盛り上がるコンテンツ満載だ。
列車が津山駅に到着すると、国内2位の規模を誇る機関車の車庫がシンボルとなった「津山まなびの鉄道館」が出迎えてくれる。ほか「日本100名城」や“日本さくら名所100選”でもある津山城跡の鶴山公園など見どころが多彩。
少し足を伸ばせば、“美人の湯・美肌の湯”として親しまれている、岡山県北エリア自慢の温泉地「美作三湯」などへ向かうこともできる。そこで活躍するのが、岡山県北エリアの主要な観光スポットに立ち寄り名ながら移動することのできる『津山・美作タクシー』。このタクシー、観光列車と同じデザインのかわいいピンクでラッピングされているのが目印。