3月は「自殺対策強化月間」 神戸・三宮で街頭キャンペーン 「環境変わる時期、迷わず相談を」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

3月は「自殺対策強化月間」 神戸・三宮で街頭キャンペーン 「環境変わる時期、迷わず相談を」

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 3月は、「自殺対策強化月間」です。自殺についての誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及するため、自殺予防のための啓発活動が全国各地で行われています。

 兵庫県では、2020年から3年続けて前の年より自殺者が増えていて、県は『兵庫県いのちと心のサポートダイヤル』と『ひょうご女性サポートホットライン~ここふれ~』などの相談窓口で電話相談を受け付けているほか、新型コロナの影響で仕事や生活に影響が出ている人には法律電話相談窓口で弁護士が相談に応じています。

 8日には、神戸・三宮の地下街で、県職員が県弁護士会や県薬剤師会、神戸いのちの電話と連携し、相談窓口の電話番号が書かれている啓発グッズ4000個を通行人に配りました。

兵庫県と関係団体とが連携し、相談窓口の電話番号が書かれている啓発グッズ4000個を通行人に配った
兵庫県のマスコット・はばタンも駆け付けた

 受け取った30代の男性は、「(自殺は)他人事ではないと思う。自分で抱え込まず、友人や公的なサポートを頼ろうと思った」と話しました。

 県は新(令和5)年度、働き盛り世代の自殺対策として、悩みを抱える人を支える「ゲートキーパー」を養成する企業向けに研修を行います。県の担当者は、「進学や就職、職場の異動などで環境が変わる時期。心の不調などがあったら迷わず相談してほしい」と呼び掛けています。


『いのち支える兵庫県』特設サイト

■兵庫県いのちと心のサポートダイヤル
078-382-3566
(月曜~金曜18:00~翌8:30、土日祝24時間)

■ひょうご女性サポートホットライン~ここふれ~
0120-62-3588
(火曜~土曜 9:00~12:00・13:00~16:00 祝日を除く)
※対象者は県内在住の女性。相談員が必要と認めた場合、対面相談も実施。

■夜間法律電話相談
078-341-9600
(土曜17:00~20:00 日曜17:00~21:00 相談料無料)

■新型コロナウイルス感染症に関する生活・労働問題 法律電話相談
078-341-9600
(月曜~金曜18:00~20:00 相談料無料)

※すべて相談料は無料だが、通話料は相談者が負担

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