番組には、母親目線の意見も寄せられた。あるメッセージには、子どもが義理チョコをもらった際に「物をもろたらお返しはせなあかん」と、息子には“3倍返し”のプレゼントを持たせたと記されていた。
返さない派の男性は、「自分が返される立場だと逆に迷惑だなと感じる」とその理由を説明。さらに、メールは「今年、アルバイト先のおばちゃんからチョコをもらったのですが、ほかの友達に聞いたところ、そのおばちゃんは僕にしかチョコをあげていなかったようです」と続いていた。
青空の「こういうのは大体みんなに渡すのに、珍しいケース」という言葉に重ねて、伊織は「ホワイトデーのお返しをしてどうなったか教えてほしい」とその後のエピソードをリクエストした。
また、女性リスナーのなかには「見返りがほしくて渡しているわけではないので、お返しはいらない」という人も。とはいえ、お返しをもらえること自体はすごくうれしいとのことで、特にうれしいのは男性からの手作りお菓子だそうだ。
メッセージには「自分が料理下手な分、お菓子作りが上手な男性には余計にキュンキュン来ちゃいます。ちなみに旦那は、毎年お返しにハーゲンダッツを買ってきてくれるのでかなり楽しみにしています」ともつづられており、青空は「アイスという考え方はなかったが、これはめちゃくちゃいい」と感心していた。
全体の意見を集計すると、ホワイトデーのお返しをする(してほしい)派は75%、しない(しなくていい)派は25%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年3月8日放送回より