「我が子への教育」について語り合う場面もみられた。「この学校だから正解ということはまずない」と前置きしたうえで、「親が用意できるものって『どれだけ脳に刺激を与えられるか』『いい友達作りの環境を作ってあげられるか』ということなのかな」と杉浦さん。さらに、日本の現状にも触れながら「やはり海外(で教育を受けること)は避けて通れない」というコメントを残した。
「日本にいながら海外と同じぐらいの教育を受けられる素地が整ってくれればいいよね」と話すセオは、強く印象に残っているという学校を紹介。
セオいわく、その学校では、育てている家畜を子どもたち自身がでさばいて食べるそうで、生きていくうえで必要なことを体験しながら学ぶ場所になっているという。この学校のシステムについて「脳にすごい刺激を与えられると思う」と声を弾ませながら紹介し、「偏差値なんてもう関係ない。そういう場所がどんどん増えていくといいな」と思いを述べた。
子どもたちには、デジタルデトックスをしてほしいとの意見も挙がった。現在のSNS社会を生きる子どもたちに向けて、「情報は、増えたように見えて逆に減っている」「(SNSは)時間の浪費。何も得ることがない」「視野が狭くなる」と口々に心配の声をあげた3人。最後は「学びの要素がないと脳は退化してしまう。それは子どもだけでなく、すべての現代人に当てはまることですからね」という杉浦さんの呼びかけで番組は締めくくられた。
【この日のリクエスト曲】
JUDY AND MARY『イロトリドリノセカイ』
15歳のころから毎日エクセルで日記をつけているという杉浦さん。どこにいたか・誰といたか・詳細の3つをセル分けし、ひと目で分かるようになっているという。
「日記をおもしろくするためにいろいろなところに行って、いろいろな人と会うようになった。無意識のうちに行動が変えられちゃった」(杉浦さん)
日記によって行動と時間の使い方が変わったという杉浦さんの経験をもとに、出演者陣は「中学3年生のリスナー! 今からやれば、もしかしたら同じように25年後に語れるぞ!」「おもしろいぞ〜!」とリスナーにメッセージを送った。