■世界初の“フルスクリーン”「ホームドア」
また、ホーム(大阪駅21~24番線)には、「フルスクリーンタイプ」のホームドアが設置される。
高さが地下ホームの天井まである“フルスクリーン”タイプでの導入は世界初。
特急や在来線などさまざまな列車が乗り入れるホームで、列車によっては扉の数が異なる。2031年には「なにわ筋線」も開業予定で、相当な種類の列車が入線する。こうしたことから、従来の固定式のホームドアでは対応できないことが課題となっていた。
このほか、構内でスマートフォンのアプリに行き先を入力すると、駅のデジタル案内板に自分専用のマークと進行方向が表示されるシステムも導入する。
JR西日本は、 「JR WEST LABO」から経営課題や社会課題を解決する最先端の技術を社会に発信し続け、脱炭素社会の実現、SDGsの達成に貢献したいとしている。