六甲アイランド(神戸市東灘区)の「神戸ファッションプラザ」周辺は過去数回にわたりリニューアルを行ってきた。今年2月には、神戸ベイシェラトンホテル西側のリバーモール沿いに『足湯』が登場し、近所の住人や訪れた人たちの憩いの場となっている。
足湯は2月18日(土)にオープン。温泉水は、神戸ベイシェラトンホテルの自家源泉である天然温泉を分けてもらっているという。利用できるのは午前10時~午後5時までで、料金は無料。
足湯のほかにも、神戸ファッションプラザのサン広場ではベンチの設置や床面の人工芝化、子ども向け大型遊具『ふわふわドーム』が登場。さらに、授乳、おむつ替え、離乳食などのベビーケアに対応した完全個室型『ベビーケアルーム』も設置されている。
また、神戸市在住のイラストレーター・サタケシュンスケさんによる森や動物をイメージしたタペストリーの装飾が施され、明るい空間に生まれ変わっている。
六甲アイランドでは、さらなるまちの魅力向上やにぎわいの創出を目指している。まちづくりの一環として、先に挙げた「神戸ファッションプラザ」のリニューアルや、街の中心を走る六甲ライナーの足元に流れる約1キロメートルにもなる人工河川「リバーモール」の空間活用を行っている。
さらに、2月18日(土)〜3月26日(日)の期間で開催されている日本最大級の総合美術展である日本美術展覧会「日展」の会場にもなっており、周辺の環境整備も行ってきた。
六甲アイランドでは、3月21日(火・祝)〜4月2日(日)の期間で「第22回六甲アイランドチューリップ祭」が開催される。場所は、サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の練習場横広場。4月22日(土)、23日(日)には、毎年恒例のイベントである「六甲アイランドウェルカムフェスティバル2023」も開催予定だ。
神戸市都市局の内陸・臨海計画課に勤める藤原健二さんは「今後、六甲アイランド南にある『マリンパーク』北側ではバーベキューやグランピングが楽しめるレクリエーション施設に加え、釣り場の整備などのリニューアルが進められる予定です。六甲アイランドにはおいしいお店もたくさんありますので、皆さんに遊びに来ていただきたいなと思います」と話す。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年3月19日放送回より