神戸市で29日から、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の運用が始まる。なお、兵庫県で電動キックボードのシェアリングサービスが展開されるのは今回が初となる。開始当日は、電動キックボードの安全講習会も開催する。
ループは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”を目的として、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティなどを取り扱っている。神戸に登場するのは、電動キックボードと電動アシスト自転車の2種類。それぞれ約20台ずつ用意される。
利用者は、スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動キックボードや電動アシスト自転車に乗車。JR神戸駅(ビエラ神戸口)や東横INN神戸湊川公園など、神戸市全域にある約30のポート間を移動することができる。スポットごとの状況はアプリで確認できる。設置場所は、4月以降順次追加予定。
初日の29日には、正しい交通ルールを知るための、電動キックボードの安全講習会を開催する。午後2時から4時。メリケンパーク内 屋外ステージ周辺(神戸市中央区)で行う。参加無料。雨天の場合は延期となる。
利用開始は午前1時から。基本料金は50円。その後1分ごとに15円が加算される。31日までは「乗り放題ウィーク」開催中のため、60分以内のライドが回数制限なく無料となる。詳細は、ループ公式サイトに掲載されている。