11年目の「五つ星ひょうご」61商品が選定 県内の材料を使ったユニークな食品や工芸品などを全国にPR | ラジトピ ラジオ関西トピックス

11年目の「五つ星ひょうご」61商品が選定 県内の材料を使ったユニークな食品や工芸品などを全国にPR

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 兵庫県ならではの商品を県が選び、全国にPRする「五つ星ひょうご」の選定商品が決まりました。11年目となった2023年度は県内から107件の応募があり、このうち「地域らしさ」と「新しさ」が評価された、61の商品が選ばれました。

「五つ星ひょうご」は、兵庫県が摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の旧五国からなることから名づけられた統一ブランドで、県産の材料を使った食品や工芸品が対象です。食品は淡路島玉ねぎを使ったスープや調味料、灘の酒やそれを使ったスイーツや漬物など、工芸品は播州織を使ったうちわやタオル、牛革を使った財布や時計のベルトなど、ユニークな商品が集まりました。

 23日にはセレモニーと商品の内覧会(販売会)があり、兵庫県の片山安孝・副知事から事業者へ、選定書が手渡されました。

片山安孝副知事(中央左)が選定書を手渡した(23日午後=神戸サンボーホール)
内覧会には、市民やバイヤーが足を運んだ(23日午後=神戸サンボーホール)

 9年続けて選定されている、六甲味噌製造所(芦屋市)の長谷川照起さんは、「自分たちの商品を知っていただくいい機会だ。酒造メーカーや道の駅とコラボした商品を発売するなどしており、今後も地産地消を意識した、兵庫に寄り添った商品づくりをしていきたい」と話しました。

 選ばれた商品は今後、百貨店やスーパーなどで開催される物産展などのイベントやパンフレットへの掲載を通じて、広く全国に発信されます。

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