栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、“激安食材”を活用した「コーンとチーズとハムの春巻き」の簡単レシピを紹介した。
食品の値上がりが気になる昨今。ぽんぽ娘は、安い商品を探して購入しているというリアルな夕飯の買い物事情について話した。
「この間、スーパーの冷凍野菜のコーナーに行ったら、一番安かったのが冷凍のトウモロコシ。つぶつぶ・バラバラのが、100グラム入ってひとパック38円だったんです。それをたくさん買って精肉売り場に行くと、ロースハムの切り落としが500グラムで398円。切れ端でも使い方によっては問題ないですよね」。
そこで今回は、ぽんぽ娘がスーパーで手に入れた激安食材を使った『コーンとチーズとハムの春巻き』のレシピを紹介した。不器用でちょっぴりズボラな性格でも作れる簡単レシピという。
◆コーンとチーズとハムの春巻き
【材料】
・ハム(切り落としなど)
・スライスチーズ
・コーン
・春巻きの皮
・スイートチリソース(お好みで。ケチャップでもOK)
【作り方】
(1)春巻きの皮は、冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく。(常温だと取りやすくなる)
(2)春巻きの皮に、ハム、スライスチーズ、コーンの順番に乗せて巻き込む。
(3)小麦粉を水にといて、のりをする。(片栗粉でも何でもトロっとしたらOK)
(4)低温油で揚げて、できあがり!
じつは、春巻きの皮を巻くのが苦手と自認するぽんぽ娘。「春巻きって、炒めた野菜などを使うと思うんですけど、私は“液体”は入れないようにしています。巻くと、はみ出たり爆発したりするので」
気になる巻き方はネットで動画検索すると出てくると紹介しつつ、自身は「適当に巻いています」とのこと。不器用でも作れる春巻きだという。また、「油はケチらない方がいいです。私は、少なくしすぎて良い焼き色がつかなかったので」と、節約を意識しすぎて失敗してしまったことも明かした。
スイートチリソースを添えないときには、中にマヨネーズを入れるのもオススメだという。自身の子どもにも大好評だったようで、おつまみやお弁当など、花見のおともにもなじむ一品だ。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年3月17日放送回より
【放送音声】2023年3月17日放送回