西宮市の阪神甲子園球場で行われているセンバツ高校野球は、大会6日目の24日、第一試合で兵庫の報徳学園が群馬の健大高崎に7対2で快勝し、3回戦へ進みました。
報徳は初回に先制を許したものの、直後の2回に3者続けてフォアボールを選び、すぐに逆転します。4回には、キャプテンの堀柊那(しゅうな)と4番の石野蓮授(れんじゅ)が連続でタイムリーヒットを放ち、終盤の8回には再び石野が、レフトへ大会第2号のツーランホームランを打って試合を決めました。先発したエースの盛田智矢は8回121球を投げて2失点に抑える好投を見せました。
石野は試合後、「スタンドに入るとは思わなかったが、体を開かずにストレートをとらえることができてよかった」と満足そうに話しました。
大角健二監督は、「初戦でかたさが見られたが、ロースコアで我慢し、最後はいい展開に持ち込んでくれた」と選手をねぎらいました。
勝った報徳は9日目の第3試合で、東邦(愛知)対高松商業(香川)の勝者と対戦します。
【センバツ2023】報徳学園が健大高崎に快勝で3回戦へ 主砲・石野がダメ押しツーラン、エース・盛田は粘投8回2失点
2023/03/25