銭湯を訪れた兄弟子は「ここの風呂狭いな」と言いながら、なんとかけ湯に浸かっていたという。青空が「僕らやったら『それかけ湯や!』とか言いますよ」と話すも、あおばは兄弟子に対し「これ、もしかしたらかけ湯と違いますか」と丁寧に言ったのだという。
「指摘したことで気まずい空気になるのが嫌だ」というリスナーは、大きめのリアクションとともに初めて聞いたふりをして乗りきるという。ただ、そのメールには「『あれ? これお前に話したことあったっけ?』と言ってくる人がいて困る」ともつづられていた。そして、「気を使って初めて聞いたふりをしとんのやから、もし思い出したとしてもそっちも気を使って黙っとけやと思う」という、なんとも強い言葉で締めくくられていた。
ほかにも、「私だって何回も同じ話をしてるから、先輩が同じ話をしてきたって何回でも聞きます。おばちゃんは、ずっと同じ話をしあってるやんか」「先輩が同じ話をしてきたら『その話、好き〜♪』『待ってました〜♪』と逆に喜ぶ」と、初めて聞いたふりをする派が多数を占めていた。
なかには「物忘れがひどいので前に聞いた話を覚えていません」という意見もあったが、全体の意見を集計すると、先輩が同じ話をしてきたときに指摘する派は14.3%、初めて聞いたふりをする派は85.7%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年3月22日放送回より
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桂あおば公演
『あおばと。〜ネイビーズアフロと〜』
会場:神戸新開地・喜楽館
日時:4月5日(水)18:30開場/19:00開演
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