“自分らしい生き方”があるなら、“自分らしい夢の叶え方”もあっていいじゃないか。そんな岡嶋さんの思いが1冊の本になった。タイトルは『夢の叶え方はひとつじゃない』。岡嶋さんは「誰かの背中を押すことができたらうれしいです」とメッセージを送った。
近年、K-POPが世界を席巻し、数々のグローバルスターを輩出。「日本からも世界に通用するアーティストを生み出せるのか」という問いに対して、岡嶋さんは「日本にも素晴らしいアーティストさんは多い。もう時間の問題だと思います」と返答。海外を意識した活動が当たり前になってきているとしたうえで、「いいものはいつか届くし、どんどん垣根もなくなってきている。可能性は十分ある」と言葉に力を込めた。
さらに、音楽・クリエイターへの思いを語るシーンもみられた。
「音楽って、いつの時代も『求められていくもの』『価値のあるもの』だと思う。それなのに、お金が『生まれづらい』『生みづらい』ものだったりもすると思うので、正しく扱われたり、きちんとした価値がつくようになるといいなあと思っています」(岡嶋さん)
そんな岡嶋さんの姿勢にセオは「柔軟性が高い」と感心。「クリエイターに対して、すごくリスペクトがあるよね。『なんとかこの人たちを成功させたい』という。僕との取り組みもそういうところが強い」と改めて絶賛した。
「若き才能、素晴らしき才能が埋もれてしまうのはもったいない」と語る岡嶋さん。「これから世界の宝になるかもしれない人が輝かないまま終わってしまうのは本当にもったいないし、損益だと思う」と熱弁。よりよい音楽を届けることだけでなく、さまざまな領域でのクリエイティブ活動にも邁進していることが伝わってきた。
2児の母でもある岡嶋さん。子育てと仕事の両立に奮闘する彼女を支える人物について、セオが「『岡嶋かな多の成功を最前席で見たい』と応援してくれる素晴らしい旦那さんがいるんですよ」とひと言。「そういう“縁の下の力持ち”がいるから子どもも育てられるし、いい曲を作り続けられるんじゃないですか」と尋ねられると、岡嶋さんは「その通りです」と即答。「悩んでいるときはいつも背中を押してくれる存在」と夫への感謝の思いを述べた。
【この日のリクエスト曲】
LE SSERAFIM『FEARLESS -Japanese ver.-』