【センバツ2023】決勝、報徳学園は2点先制も5回に一挙7失点 劣勢で後半へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【センバツ2023】決勝、報徳学園は2点先制も5回に一挙7失点 劣勢で後半へ

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 第95回選抜高校野球大会は1日、大会最終日となる第12日目の決勝戦が阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われ、2002年の第74回大会以来となる優勝を目指す地元・兵庫の報徳学園は、初優勝を狙う山梨学院と対戦。5回を終えて2-7とリードを許している。

 3回までは報徳の2年・間木歩(まき・あゆむ)と山梨学院の3年・林謙吾の投げ合いで進んだが、4回に試合が動く。

 先制したのは先攻の報徳。4回表、3番の堀柊那(ほり・しゅうな)、4番石野蓮授(いしの・れんじゅ)が連続ヒットでチャンスを作り、5番の辻田剛暉(つじた・こうき)が送りバントで得点圏にランナーを進める。報徳側アルプススタンドから「アゲアゲホイホイ」という名物の応援が繰り広げられ、球場の盛り上がる中、6番・西村大和の初球に、山梨学院のエース投手・林がマウンドで体勢を崩して投げ切れず、ボークの判定。これで3塁にいた堀が生還して先制すると、その後、西村もセンター前ヒットを放ち、石野が2点目のホームを踏んだ。

 一方、4回まで被安打1と好投していた報徳の先発・間木だったが、5回裏につかまる。1アウトからフォアボールでランナーを許すと、そこから5連打を浴びて5失点。5回途中73球でマウンドを同じ2年の今朝丸裕喜に託した。しかし、その後、今朝丸も山梨学院の5番・佐仲大輝にレフトスタンドに入る2ランホームラン(大会第12号)を浴び、さらに2失点。5回裏は結局、打者10人、ホームランを含む6安打という山梨学院の怒とうの攻撃で一挙7点。報徳は、2-7と5点差をつけられて後半戦に入ることになった。

阪神甲子園球場
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