日本の3大会ぶりの優勝で幕を閉じたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の人気を受け、バッティングセンターを訪れる人が増えています。
兵庫県姫路市など、全国で8店舗を展開する「ホームランドーム」では、3月の客数が前の年の同じ月に比べ約2割増えているといいます。同店の大路章晃・店長は、「前回大会(2017年)の後も、同じように客足が伸びた。プロの野球選手のすごいプレーを見て、投球や打撃をしてみたい、と思う人が増えるのではないか」と話します。


カップルで来店した、市内に住む20歳の男性は、「野球部だった高校時代からよく来るが、最近は初めて見る顔が多く、客が増えた気がする」と話しました。高砂市から来た9歳の男の子は、「普段は野球をしないが、テレビで山本由伸投手を見てボールを打ってみたいと思い、遊びに来た」と目を輝かせていました。
1960年代に登場したバッティングセンターは現在、全国に約700店舗あり、近年は年間20店舗ほどが閉店している状況といいます。大路店長は、「公園で禁止されるなど、野球ができる場所が減り続けている。野球離れに歯止めをかけ、いつかはここからプロ野球選手が出てほしい」と意気込んでいます。今後は、店内にキャッチボール専用のゾーンを設けたり、最速170キロのボールを打てるマシーンを導入したりする予定です。






