「アニキは永遠です!」 水木一郎さん偲び、ささきいさお、影山ヒロノブらアニソン歌手がメッセージ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「アニキは永遠です!」 水木一郎さん偲び、ささきいさお、影山ヒロノブらアニソン歌手がメッセージ

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■串田アキラ

串田アキラさん(写真中央)、番組の前パーソナリティ 岩崎和夫さん(左)、番組パーソナリティの南かおり(右)※2019年11月、ラジオ関西スタジオ(神戸市)にて撮影
串田アキラさん(写真中央)、番組の前パーソナリティ 岩崎和夫氏(左)、番組パーソナリティの南かおり(右)※2019年11月、ラジオ関西スタジオ(神戸市)にて撮影

 今でも楽屋に「おはよう!」と入ってきそうな水木さん。俺がアニソンを歌うようになってからお会いしたと思っていたけど、じつはもっと前でした。2、3年前から昔話をするようになり、お互いバンドボーイだった58年前頃の話をしていて、「おぉ、その時俺たち会ってるじゃん!」って。その時はとにかく必死で「早くステージに立てるようになるんだ」とがんばっていました。その気持ちがあったからこそ、半端じゃない厳しい世界を乗り越えてこられたと思います。

 人として厳しさはあるけど、優しかった水木さん。『二人のアニソン』というライブのゲストに呼ばれたときに、水木さんがステージの袖にいるなか、『ルパン三世 愛のテーマ』を歌いました。水木さんからのリクエストだったらしいのですが、今度はいっしょに歌いたいですね。いつかまた昔話や水木さんが好きだったトニー・ベネットの話、しようZ!

■影山ヒロノブ

影山ヒロノブさん ※2022年7月、ANIME JAPAN FES 2022 “大阪 夏の陣”会場にて
影山ヒロノブさん ※2022年7月、ANIME JAPAN FES 2022 “大阪 夏の陣”会場にて

 水木一郎アニキと初めて会ったのは、武道館で行われたアニソングランプリのステージです。初めて参加したアニソンのイベントだったので、ラフな格好で行ってしまって。アニソングランプリはアニソン界の紅白歌合戦みたいなもので、アニキがタキシードで歌うくらいのイベントだったんです。そんな格好でおとなしくしていたら、「若いやつがそんなにおとなしくしてどうするんだ。もっと前へ出て応援しろよ!」とアニキに怒られてしまいました。

 アニキとの思い出のなかで一番印象に残っていることは、アニキの50周年のお祝いに堀江美都子さんと遠ちゃん(遠藤正明さん)といっしょに、『ハピネス』という曲をプレゼントしたこと。そして、その翌年、堀江美都子さんの50周年記念のために、アニキと僕が『カナリア』という曲を書いてプレゼントしたことです。「影ちゃん、こんな歌はどうかな」と鼻歌で送ってくれて一緒に曲作りをしたことが、今も心の中にすごく大きなものとして残っています。

 今聴きたい、アニキといっしょに歌いたい歌は、JAM Project featuring 水木一郎・影山ヒロノブの『STORM』という曲です。アニキが「STORM!」という雄たけびからこの歌はスタートするのですが、たくさんの人に愛されていて、一挙に会場が盛り上がるというところが大好きです。これから、できればアニキの曲を歌い継いでいきたいと思っています。俺たちのなかで間違いなくアニキは永遠です!

写真手前から時計回りに、水木一郎さん、堀江美都子さん、番組パーソナリティの南かおり、前パーソナリティの岩崎和夫、影山ヒロノブさん ※1992年10月、神戸・須磨のラジオ関西スタジオにて撮影
写真手前から時計回りに、水木一郎さん、堀江美都子さん、番組パーソナリティの南かおり、前パーソナリティの岩崎和夫氏、影山ヒロノブさん ※1992年10月、神戸・須磨のラジオ関西スタジオにて撮影
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