《2023統一地方選・前半戦》兵庫県議選、神戸市議選で維新が躍進 自民は最大勢力維持も後退 任期は4月30日から | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《2023統一地方選・前半戦》兵庫県議選、神戸市議選で維新が躍進 自民は最大勢力維持も後退 任期は4月30日から

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 兵庫県では9日、統一地方選の前半戦となる、県議選と神戸市議選が投開票された。県議選の投票率は過去最低だった前回(2019年)をわずかに上回ったものの、過去2番目に低い39.01パーセントだった。神戸市議選も過去最低水準の40.58パーセントにとどまった。県・市議選ともに、当選議員の任期は4月30日から始まる。

 県議選(定数86)には134人が立候補。豊岡市選挙区と美方郡選挙区が合区となったことで1減った38選挙区で争われたが、うち8選挙区で無投票だった。

 日本維新の会は、結党してから最多となる30人を立て、21議席を獲得する躍進を見せた。一方、自民党は、県議選で2会派合わせて34議席を得るにとどまり、第一党は維持したものの過半数に届かなかった。落選した10人のうち現職は8人で、ベテラン県議の落選も目立った。

 市長選が控える選挙区でも動きがあった。明石市選挙区では、泉房穂市長が擁立した無所属の新人が大差をつけてトップ当選。姫路市選挙区では維新が公認した同市の元副市長が最多の得票を集めるなど、維新が2議席を得た。新人2人が争った芦屋市選挙区でも、維新が勝利した。

 また、定数が4減った神戸市議選(定数65)には101人が立った。県議選と同じく、維新が議席を伸ばし、4議席増の15議席に。自民は改選前の20議席から3議席減らした。
  
 斎藤元彦知事は10日朝、記者団の取材に応じ、「関西における、日本維新の会への大きな期待が結果に表れたのではないか。自身は(県知事選で)自民と維新に推薦をもらった。斎藤県政を支える体制がより大きくなったと思う」と述べた。

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