チャンキーヤーンという極太の毛糸で編まれた「マンドゥバッグ」をご存じですか? マンドゥとは韓国式の蒸し餃子のこと。モコモコした丸いフォルムがそれに似ているということからマンドゥバッグと名付けられました。「簡単にハンドメイドできる」ということで、昨年より韓国の若者の間で人気に火がつき、現在日本でも10〜20代の女性を中心に大流行!
このマンドゥバッグやチャンキーヤーンについて、手芸・工芸ホビー材料・雑貨を扱う『ユザワヤ商事』(本社・東京)の飯高さんに詳しい話を聞きました。
――チャンキーヤーンの取り扱いをはじめた理由を教えてください
韓国でマンドゥバッグが流行したことがきっかけです。マンドゥバッグをSNS等で見たお客さまから「チャンキーヤーンを販売してほしい」という声を多数いただきました。
――チャンキーヤーンとはどのような素材なのでしょうか?
ポリエステルの綿(わた)を布でくるんだ素材です。チャンキーヤーンとは“超極太の糸”という意味で、編み物用の素材として親しまれています。
――マンドゥバッグはなぜ人気なのでしょうか?
素材と質感が織りなす「モコモコした可愛さ」が人気の理由ではないでしょうか。チャンキーヤーンのほかにも、ポップコーン生地・イブルキルトなど、韓国ファッションブームから取り入れたものも扱っていますが、いずれも可愛らしい素材として注目度が高いですね。
――チャンキーヤーンの売れ行き具合は?
現在までで約2万5000玉以上と、非常に売れています。専用の道具が不要で、指のみで手軽に編めるところもウケた理由かと。弊社ではマンドゥバッグの作り方をYouTubeで紹介していますので、それを見て編んでくださる方も多いですよ!