神戸三宮『東遊園地』がリニューアルオープン! 市民と育てる公園 広くなった芝生ひろばや屋外図書館も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸三宮『東遊園地』がリニューアルオープン! 市民と育てる公園 広くなった芝生ひろばや屋外図書館も

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 一方、既存のメタセコイア並木を活かした木陰の広場「みちひろば」はフラワーロード側にあり、小規模イベントやマーケットなどにも活用されている。広場はどちらも自然を感じられる場所となっており、思い思いの時間を過ごすことができる。

木のデッキが広がった「見晴らしひろば」

 都市生活のなかでも自然を感じられるよう、もともとあった樹木を活かしつつ整備された「Living Nature Kobe」の取り組みでは、神戸の自然の景観を楽しめる2つのガーデン「テラスガーデン」と「居留地ガーデン」を整備。さらに、「みちひろば」やカフェ南側にはボランティアガーデンが整備され、市民と一緒に広場を作り上げるフィールドとして活用されている。

 東遊園地は約150年前の神戸港開港に伴って生まれた外国人の居留地で、1875(明治8)年に「内外人公園地」という名で開園した日本初の西洋式運動公園だ。かつては多くの外国人によりラグビーやサッカー、ホッケーなど多くのスポーツが楽しまれ、西洋スポーツが日本に広まる起点となった。その後1899(明治32)年に条約の改正が行われ、居留地が廃止された後も「東遊園地」という名前で神戸市が管理してきた。

 さらに、東遊園地は太政官布達(だじょうかんふたつ=当時の最高官庁である太政官からの行政命令)により設置された公園のひとつで、2023年は日本の都市公園制度が始まってから150周年という記念の年でもある。

 神戸市建設局公園部の小畑博史さんは「リニューアルオープンにふさわしい、お祝いが重なるいい出だしだったと思っている」とコメント。さらに、「新しくできた大きな2つの芝生広場で、のんびりと寝転んだりイベントに参加したりして春の訪れの陽気を感じながら、ぜひゆっくりとした時間を過ごしていただければ」と続けた。

写真左から、レポーターの大屋はるな、神戸市建設局公園部の寄木翔さんと小畑博史さん、「URBAN PICNIC」上戸了子さん

 6月までは毎週土曜「みちひろば」で神戸市内の地元野菜や旬の食材、パンやドリンクなどが楽しめるイベント『EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET』を開催している。(時間は午前10時〜午後1時)

※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年4月23日放送回より


【神戸市 東遊園地がリニューアルオープンします!】

『EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET』【公式HP】

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※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年4月23日放送回より

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