「EQS」の助手席に試乗しました。
車内でまず驚いたのが、前面部分にメーターやボタンの類いがほぼないこと。運転席から助手席側まで一面が、フラットなタッチパネルディスプレイになっています。 大きな画面にナビも表示され、見やすさ抜群でした。
さらに、長距離移動でナビを設定すると、充電が足りない場合はちゃんと充電スタンドを通るルートで案内するという安心感。ナビや車内温度などは、音声操作も可能です。
走り出しも滑らか。踏んだ分だけ前に進むのが電気自動車の特徴でもあり、高速の合流点や上り坂などもノンストレスでした。
その他、香水で車内の香りを演出できるパフューム機能やリラクゼーション機能など、始終快適な走りを堪能。試乗体験中の約30分間、「すごい！」の連発で恥ずかしくなるほどでした。
イベント期間中は、EVモデルのいずれかに試乗した人を対象にオリジナルクリアポーチのプレゼントが用意されています。
◆車だけでなく、おいしいお楽しみも
レトロとモダンが交差する喫茶店「メルセデス イーキューカフェ」が、期間限定で復活オープン。昔ながらのクリームソーダやフルーツサンドの他、ミックスジュースはメルセデスミー大阪限定販売とのこと。濃厚な卵の風味が生きたしっかりとした固さのプリンは、懐かしさに溢れていました。
メルセデス イーキューカフェでは、すぐそばにEV車が展示されているので、お茶をしながら眺めることもできます。レトロと最新が融合した素敵な空間。つい長居したくなりました。
◆『パックマン』スペシャルドリンク
「グランフロント大阪」の10周年イベント「THE GRAND GAME」とコラボした、人気キャラクター『パックマン』のスペシャルドリンクが、期間限定で登場しています。
味は2種類。黄色いパックマンをイメージした「パックマンゴースムージー」は、 ゴーストの代わりにカラフルチョコをトッピング。爽やかな甘酸っぱさが後を引きました。「パックマンチェリーココア」は、パックマンのプレイ画面がデザインされていて、チェリー風味です。
今回のイベントでは、最新の電気自動車やメルセデスならではの豊かな乗り心地、そしてレトロ可愛い空間を楽しみました。「メルセデスミー」が誕生した10年前は「車を売らないショールーム」という考え方はあまりに斬新だったそうですが、この場所をきっかけにメルセデスに興味を持つ人も多いのだとか。私自身も電気自動車に興味を持つ機会になりました。今年のゴールデンウィークのお出かけ先の候補にしてみてはいかがでしょうか。
（取材・文＝市岡千枝）
