「自分を救うための歌」 シンガーソングライター近藤夏子の新曲『約束って悪くないな』に込めた想い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「自分を救うための歌」 シンガーソングライター近藤夏子の新曲『約束って悪くないな』に込めた想い

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 ラジオパーソナリティやタレントとしても活躍するシンガーソングライター近藤夏子の4か月連続リリース第3弾となる新曲『約束って悪くないな』が5月9日(火)より配信リリースされた。生きるのが難しくなったときに作られたという本楽曲。自身が担当するラジオ番組でこの楽曲に込められた想いについて話した。

近藤夏子『約束って悪くないな』

 4か月連続リリースの第1弾『アカイイト』、第2弾『ばぁばぁちゃん』に次いで配信リリースされた『約束って悪くないな』。実はこの曲、以前からライブで歌い続けてきたそうで、近藤にとっても大切な楽曲だという。

 やっとリリースできたと話す近藤だが、これまでライブでのみ披露してきた理由について「ぶっちゃけて言うと、近藤夏子の精神状態がやっと人に聴いてもらえる段階まできたから」と並々ならぬ思いを語った。

 キャッチコピーを決める際、自身のなかに思い浮かんだのが「生きるのが難しくなったときに作って、生きるのが難しくなった人を救った曲」という言葉だった。「この言葉がすべてを語っている」と近藤。今から2〜3年前、生きることへの執着を失ってしまった近藤は「もういいかな」と自分を諦めてしまいそうになったという。当時の心境について、このように振り返った。

「歌詞にもあるんですけど、急に息の仕方がわからなくなって『あれ、どうやって息してたんだっけ』という日々が続いて。そんな時期に泣きながら書き切った曲なんです」(近藤)

 誰かのために曲を書くことが多い近藤だが、この楽曲はあくまでも自分を救うために書いた曲で、誰かのために書いたわけではなかったという。しかし、近藤のもとには「この曲を聴いて救われた」という声が数多く届いたのだそう。

「自分を救うために書いた曲が誰かに届いて『救われた』と言ってもらえたことがすごくうれしくて、この仕事をしていてよかったと思える瞬間だった」(近藤)

「多くの人に共感してほしいとは思っていない」と話した近藤。レコーディング時には1対1で届くことを意識し、「一人ひとりに寄り添う気持ちで歌った」という。歌声はもちろん、「あえて息を吸う音を残してもらったり、ドラムのリズムを一定にして心臓の音を意識してみたり」と細部にまでこだわりが詰まった楽曲となった。

■近藤夏子オフィシャルサイト
■近藤夏子公式Twitter(@kondonatsuko)
■近藤夏子公式インスタグラム(@kondonatsuko)

『近藤夏子ワンマンライブ2023 ~改めまして、シンガーソングライターの近藤夏子です!。~』
日程:2023年5月19日(金)
会場:OSAKA RUIDO
時間:18:30開場/19:00開演
チケット代:前売り4000円、当日4500円 ※ドリンク代600円別途必要となります。
■近藤夏子ワンマンライブ開催概要

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