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今回のリニューアルは、 “サンゴの生命力”をテーマに、3 階層(上・中・下層)で構成される水槽構造を活かして、各階層にテーマを設ける。
海遊館経営企画チーム・花谷元さんは「水槽にマネキン、と聞くと驚かれる方も多いかも知れないが、水槽リニューアル自体が非常に珍しく、海水を抜いて魚を移動させ、グレート・バリア・リーフという環境に基づき、如実に再現することにこだわっている。このチャンスを有効に活用して、社会貢献につなげることができればと思う。今回のリニューアル工事で、地球規模の環境保全のため、サンゴ礁の華やかさだけでなく、生命のつながりや再生など、より自然に近いリアルな表現に挑戦し、これまで以上にメッセージ性の高い展示への進化を目指したい」と話している。
