ーー「顔タイプ診断」がZ世代に人気なのはなぜ?
【岡田さん】Z世代はスマホがある中で育っているので、沢山の情報の中から自分で選択ができる環境で育っています。そのおかげで横並びに同じものが流行するわけではなく、「自分が好きなもの」「自分らしいもの」を意識する人が多い印象です。就職活動でも「自分が何が好きなのか」深く分析することを学校から勧められると聞きます。「顔タイプ診断」もそのような「自分らしさ」を大切にする世代とマッチしたのではないかと思います。
――「顔タイプ診断」が広まったことで、ファッションやヘアメイクなどの“オシャレ”に対する人々の意識に変化はありますか?
【岡田さん】明らかに影響はあります。自分に似合うものを意識する人が増えてきましたね。自分を知ることはとても難しいことですが「顔タイプ診断」を使って自己分析・認識することにより、視野はさらに広がります。今後も皆さんのお手伝いができると嬉しいです。
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「似合うを知る、なりたいに寄せる」をモットーとする「顔タイプ診断」。岡田さんいわく「周りに流されず、自分に似合うもの・自分が好きなものを積極的に知ろうとする明確な意志を持った若者が多い印象」とのこと。オシャレを含めた人生を楽しむ秘訣は「自分を知ること」なのかもしれません。
※「顔タイプ診断」は一般社団法人日本顔タイプ診断協会の登録商標です。
(取材・文=弘松メイ)