「『俺らやったら関西のテレビなら一瞬で出られる』と誘われてコンビを結成した」と話すのは、お笑いコンビ・マユリカの中谷だ。マユリカの阪本と中谷が、20日放送のラジオ番組に出演し、コンビ結成の経緯やオフの過ごし方などを明かした。
お笑いコンビ・マユリカの2人はともに兵庫県神戸市出身。小さいころから幼馴染だった2人は学生時代にコンビを結成し、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校に33期生として入学。同期には霜降り明星、コロコロチキチキペッパーズ、ZAZY、ビスケットブラザーズなどが並ぶ。
これまでに『第二回上方漫才協会大賞』新人賞受賞、『ytv漫才新人賞決定戦』では2度の決勝戦進出、『M-1グランプリ』敗者復活戦に出場しており、今年4月には東京進出も果たしている。
そんな2人がコンビを結成したのは、阪本からの言葉がきっかけだったという。NSCに入学するにあたり、1人では不安だった阪本は「絶対に来るという確信があった」という中谷を誘ったのだそう。もともと漫画家を目指していた中谷は、阪本から誘われたときのことをこのように振り返った。
「阪本の実家の下に呼び出されて、『俺らやったら関西のテレビなら一瞬で出られると思う』と言われて。僕はなんも分かってなかったんで、『せやな』と言って(コンビを組んだ)」(中谷)
一時は漫画家を志していたこともあり、イラストが趣味だという中谷。オフの日には「好きな女優さんの絵を描いて壁に貼るのが好き」だと明かした。一方の阪本は「本当に無趣味」とひと言。さらに、「夕方まで寝て、夜になったら映画を観ながらお酒を飲んで……。途中から映画の内容が頭に入ってこなくなって寝るという感じ」と続けた。
「東京進出したなら飲み友達もできたんじゃない?」と尋ねたのは、パーソナリティーを務めるDJ KOO。中谷いわく、人見知りな阪本は楽屋でも隅で1人静かに過ごすタイプだという。これについて、中谷は「なにか解決方法はないですか?」とDJ KOOにアドバイスを求めた。
すると、「僕も最初にバラエティー番組に出始めたときはそうだった。かっこつけてたんですよね。『別にしゃべらなくてもいいよ』みたいな」と意外な一面を明かしたDJ KOO。自身の経験を踏まえたうえで、このようにアドバイスを送った。
「でも、出演していくうちに『バラエティーはチームワークが大事だな』ということに気づいたので、芸人さんと少しでも話そうと『いっしょに写真撮ってください』と声をかけるようにしました。皆さん必ず了承してくれるので、撮った写真をSNSに載せてフォローして……。みたいなことをしてます」(DJ KOO)
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年5月20日放送回より