ドイツ政府は22日、大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)に出展するパビリオンの概要を発表した。
タイトルは「わ!ドイツ」。「循環経済」をコンセプトとした。
「わ!」は、循環経済の「環」、自然と技術を調和させる「和」、驚きの感嘆詞の意味を兼ね備えている。
森の茂みのようなスペースに、再利用可能な最先端の建材を使用した7つの円形の木造建物を設置。館内は自然と建築技術を融合したデザインとし、循環経済を実現するための具体策やアイデアを来館者に提案する。資源消費を最小限に抑え、完全な循環型建物としてのパビリオンを展開する。
パビリオン担当のクリスティアン・チェルジッヒ氏は「パビリオン全体で建築、景観、展示を一体化させ、循環型未来のビジョンを提示したい。大阪・関西万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』に向けて、”循環型社会”を実現したい」と語る。
来館者には、手のひらサイズで妖精を模した球体のオリジナルマスコット「サーキュラー」が貸し出され、音声ガイドとして展示を案内するという。