今月15日から21日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり2.62人でした。1.68人だった前の週より0.94人増えていて、感染が拡大しています。これは25日、兵庫県が公表したものです。保健所別の感染者は１か所あたり、神戸＝1.33人、
芦屋＝4.00人、伊丹＝2.33人、宝塚＝4.67人、加古川＝2.93人、加東＝2.38人、龍野＝5.88人、赤穂＝8.50人、中播磨＝6.50人、豊岡＝1.38人、朝来＝1.00人、丹波＝4.50人、洲本＝2.50人、姫路＝3.47人、尼崎＝1.13人、西宮＝2.29人、明石＝1.30人となっています。
年代別では、0歳＝0.07人、1-4歳＝0.14人、5-9歳＝0.09人、10-19歳＝0.54人、20-29歳＝0.32人、30-39歳＝0.25人、40-49歳＝0.24人、50-59歳＝0.29人、60-69歳＝0.18人、70-79歳＝0.23人、80歳以上＝0.27人です。25日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は148人で、前の週より4人増えました。重症患者はいません。兵庫県感染症対策課は「感染が増加していて、気をつけて見ている状況。手洗い・消毒・咳エチケットや、三密を避け、高齢者のいる場所ではマスクを着けるなど普段できる感染対策に取り組んでほしい」と話しています。新型コロナの感染者数は、感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行したあと、兵庫県が定点医療機関およそ200か所から1週間分の報告を取りまとめ、1か所あたりの数を週に1回公表します。
