子育て中に冠婚葬祭や出張が発生したり、病気になったりしたとき、さらに子育て疲れの自身をリフレッシュしたい場合に、一時的に子どもを預けることができるサービスが、神戸市で行われている。
神戸市の子ども預かり制度「子育てリフレッシュステイ」は、必要に応じて市内の児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設などに子どもを預けることができる、子育て支援策。神戸市は、共働き家庭だけでなく、さまざまなケースの子育て家庭へのサポートを目的とした「地域子ども・子育て支援事業」を実施しており、その一環として行われている。
サービスの利用は、病気、出産、事故、災害、看護、冠婚葬祭、出張のほか、学校などの公的行事、育児疲れなどで困っている人が対象で、それ以外の理由でも利用が可能。
利用は月10日以内となっており、一定時間預けることのできる「デイサービス(日帰り)」と「ショートステイ(お泊り)」の2種類のサービスがある。料金はサービス利用の理由によって異なる(1人1日の料金)。
【病気・出産・事故・災害・看護・冠婚葬祭・出張・学校などの公的行事・育児疲れが理由の場合】
・ショートステイ(お泊り):2歳未満5300円、2歳以上4000円
・デイサービス(日帰り):一律2400円
【上記以外が理由の場合】
・ショートステイ(お泊り):2歳未満6600円、2歳以上5200円
・デイサービス(日帰り):一律3600円
利用には事前登録(希望施設へ直接の問い合わせ)が必要で、当日用意するものは健康保険証や着替え、おむつなど。実施施設など、サービスの詳細については神戸市の公式ホームページ内にある「子育てリフレッシュステイ」のページに掲載されている。
利用者からは「子どもと少し距離を置くことでリフレッシュできた」という声が寄せられているという。
神戸市こども家庭局の家庭支援課・吉田武司さんは「リフレッシュステイなど、神戸市には頼りたいときに頼れる子育て制度がたくさんあるので、しんどいときには抱え込まずご利用いただければと思います」と話した。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年5月21日放送回より
【神戸市:子育てリフレッシュステイ】
◇『サンデー神戸』
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