竹下佳江氏、監督時代の教え子の現役引退セレモニーで花束贈呈「私が泣きそうになった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

竹下佳江氏、監督時代の教え子の現役引退セレモニーで花束贈呈「私が泣きそうになった」

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 バレーボール元女子日本代表の竹下佳江氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ 』(ラジオ関西)で、エグゼクティブアドバイザーを務めるヴィクトリーナ姫路のファン感謝イベントでのエピソードを語った。

 5月14日(日)、姫路市のヴィクトリーナ・ウィンク体育館で開催されたのは、ファン感謝イベント「ヴィクトリーナ姫路デー」。午前の1部では、ヴィクトリーナの選手による地域のバレーボールチームを対象としたバレーボール教室やサイン・撮影会を実施。2部ではファンと選手、地域の人々がともにゲームなどを堪能。人気ゲーム「スプラトゥーン」のリアル版では、会場にブルーシートが広げられると、自陣を自分のチーム色に染めていく“ナワバリバトル”を実践。選手たちの笑顔があふれていた。

【0524_写真①】
ヴィクトリーナ姫路の選手たちが、人気ゲーム「スプラトゥーン」のリアル版を楽しんだ。

 また、今回のファン感謝イベントでは、事前に発表されていた退団・引退メンバーへのセレモニーも行われた。今回、ヴィクトリーナを去ることになったのは、大元朱菜選手、セレステ・プラク選手、長野有紗選手、花井萌里選手、堀込奈央選手、宮地佳乃選手、吉岡可奈選手、孫田菜奈選手、清水茜里選手、清田萌選手、吉崎ひな選手(※「崎」=たつさき)の計11人。

 竹下氏は、現役を引退することになった堀込選手、孫田選手、清水選手、吉崎選手に花束を贈呈。「涙する選手ももちろんいましたが、どこかスッキリした顔をしていて安心しました。でも、(その反面)私が泣きそうで……。(堀込)奈央に渡すとき、その笑顔で一瞬で今までのことがよみがえるというか……『この子、こういう子だったなぁ』と思うと、泣きそうになって……ギリギリで保ってました」とコメント。堀込選手は、自身が監督時代に指導していた教え子で、しかもセッターも務めていたこともあってか、思いがあふれそうになったようだ。

 また、「(イベントの)流れが、この花束贈呈の後に『スプラトゥーン』だったので、贈呈の段階で床にシートが敷かれていて……その様子はちょっと面白いですよね(笑)。選手たちも(ゲームを)すごく楽しそうにやっていたから、引退する選手たちも暗い顔をしていなくてよかった」と、イベント当時のことも思い返しつつ、現役を終えた選手の労をねぎらっていた。

【0524_写真②】
ファン感謝イベントのなかで、ヴィクトリーナ姫路を退団する選手へのセレモニーも行われた。

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