国内陸上女子短距離界の元トップランカーが語る、競技の奥深さ 「精神と体力を回復するのに2日はかかる」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

国内陸上女子短距離界の元トップランカーが語る、競技の奥深さ 「精神と体力を回復するのに2日はかかる」

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 元陸上女子短距離選手の高橋萌木子(たかはし・ももこ)氏がラジオ番組『アスカツ!』(ラジオ関西)に出演し、現役時代の秘話などを語った。(※「高」=はしごだか)

一般社団法人ドクターライフ協会の代表理事・夏井雅生さん(写真右)、元陸上女子短距離選手の高橋萌木子さん(同左)、番組パーソナリティの中田仁之(同中央右)と西岡詩穂(同中央左)

 高橋氏は陸上女子100メートルで日本歴代3位、同200メートルで日本歴代2位の記録を持つ、陸上女子短距離界のレジェンドの1人。同い年で、100メートルと200メートルの日本記録保持者・福島千里氏とはよきライバル関係にあったことでも知られる。

 番組内では、『アスカツ!』パーソナリティーの中田仁之氏や西岡詩穂氏、ゲスト出演した一般社団法人ドクターライフ協会代表理事の夏井雅生さんから数多くの質問を受けていた高橋氏。「いま走ってどれくらいのスピードか?」と問われた際には、「測ったことがないし、走ろうとも思わない。そういう気持ちになれない。心を使いすぎちゃって、やりきった感があるから」と本音を吐露。

 番組のなかでは、100分の1秒を縮めることに心血を注ぐ短距離の世界の奥深さについても説明し、「10何秒かのなかで全力を出し切らなきゃいけない。すべてを出し切るので、精神と体力を回復するのに2日はかかるもの。集中の深さで相当疲れる」とコメント。100メートル、200メートルという短距離を爆発的なスピードで走り切る裏には、相当なエネルギーを費やしたようだ。

「心と向き合って、スタートラインでその(号砲が鳴る)定時に、どれだけ集中の深さを、ベストを出せるか。どんなコンディションでも、その歩数や、どこで接地するかで全部決まる。間接視野で他の選手を見たら、もう終わっちゃう……。それでワンテンポずれるような、そういう世界なので」(高橋氏)

 短距離は「いかに自分が焦らずに自分を保って、自分のペースでいけるかという心理戦」でもあると語った高橋氏。「タイムを意識すると力んでしまう」ということから、心身をニュートラルな状態にしておくことが大事だということも明かしていた。

一般社団法人ドクターライフ協会の代表理事・夏井雅生さん(写真中央左)、元陸上女子短距離選手の高橋萌木子さん(同中央右)、番組パーソナリティの中田仁之(写真左)と西岡詩穂(同右)

※ラジオ関西『アスカツ!』2023年5月6日放送回より

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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】

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