兵庫県、最大50パーセント上乗せのデジタル商品券を販売へ、子育て世代支援に重点 6月補正予算案を発表 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県、最大50パーセント上乗せのデジタル商品券を販売へ、子育て世代支援に重点 6月補正予算案を発表

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 兵庫県は、食料品などの値上がりが続いているとして、県内の小売店や飲食店などで使えるプレミアム付きのデジタル商品券を販売します。25~最大50パーセントを購入価格に上乗せするもので、8月から募集を始め、9月から2024年2月まで利用できる予定です。

 県が発行するデジタル商品券の販売価格はすべて5千円で、18歳以下の子供がいる世帯は50パーセント(2,500円)が、その他の県民には25パーセント(1,250円)がそれぞれ上乗せされ、「はばタンPay+(プラス)」加盟店で利用することができます。子育て世帯は1世帯あたり2口、それ以外は1人あたり4口まで申し込めます。

 県によれば、これまでにもプレミアム付き商品券を発行しましたが、50パーセントは過去最も高いということで、必要経費は約53億円を見込んでいます。斎藤知事は5月31日の定例会見で、「卵や牛乳、バターなど、食料品の値上がりが進んでいる。子育て家庭は特に消費が多く、すべての家庭に支給できるよう、予算枠を確保した」と説明しました。

 約164億円の2023年度一般会計6月補正予算案に計上し、7日に開会する県議会に提出します。

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