スタートアップと投資家をつなぐ新たなプラットフォームの可能性 担当者「資本調達の場を広げるのが使命」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

スタートアップと投資家をつなぐ新たなプラットフォームの可能性 担当者「資本調達の場を広げるのが使命」

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 経営者はどのようにして資金調達を行っているのか。実は、銀行借り入れでも融資でもない方法があるという。それが、事業主と株主をクラウドファンディングでつなぐことでスタートアップ企業を応援する方法だ。そんな新たなプラットフォームを運営する企業の代表がラジオ番組に出演し、その仕組みなどを語った。

株式会社CFスタートアップスの代表取締役社長・出縄良人さん(写真右)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同中央)と田中大貴(同左)

 ゲスト出演したのは、株式会社CFスタートアップスの代表取締役社長を務める出縄良人さん。同社では、資金調達をしたいスタートアップ企業と投資をしたいエンジェル投資家(起業して間もない企業に資金を出資する投資家のこと)をつなぐ、株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「CF Angels(シーエフエンジェルス)」を運営している。

 株式投資型クラウドファンディングは、通常のクラウドファンディングとは異なり、新興企業やスタートアップ企業などの株式発行により資金を調達する仕組みを指す。投資家はプラットフォームを通じて企業の事業計画や成長戦略を閲覧し、株式を購入する。投資対象企業は資金調達できるだけでなく、投資家のネットワークや知識を活用することが期待できる。

 これから起業しようと考えている事業者だけでなく、成長しよう・事業を拡大しようとしている中小企業まで幅広く支援している出縄さん。「資本調達の場を広げるのが使命」と語り、そのためのインフラ(基盤となる設備・サービス・仕組み)を整えることに注力していると明かした。

 株式を新規発行する株式投資型クラウドファンディングでは、1人が巨額を担うのではなく複数名によって達成を目指すため、事業を応援したい仲間が増えることにもつながる。ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーで、連続起業家として活動するCEOセオは「株式の民主化という流れに、ファイナンス(会社が事業のための資金を調達すること)が拡大してきていると感じますね」とコメントを残した。

 出縄さんは、株式投資型クラウドファンディングについて「これから成長していこう!」という企業が向いているという。なかでも、世の中で注目を集めている業種が適しているそうで、AIや宇宙関連の企業などを例に挙げた。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2023年5月20日放送回より

株式会社CFスタートアップスの代表取締役社長・出縄良人さん(写真中央)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同右)と田中大貴(同左)


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『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティを務める。


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